2016年第2四半期KBNニュース

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上半期後も好調なKBN

2016年度上半期末時点で、KBNは多様な市場を通じて年間資金調達総額の約60%を調達した。6月30日現在、KBNは10通貨163件の取引を通じて5.8十億米ドルを調達した。

第2四半期中、安定的な国内の政治環境と健全な財務状態を背景としたKBNおよびノルウェーへのエクスポージャーを求める世界中の投資家からの確固たる需要が引き続き見られた。

本四半期におけるハイライトは、年限10年額面1十億ユーロ建ベンチマーク債の起債によるユーロ市場への回帰、米ドル建変動率起債の起債、カンガルーおよびカウリ市場への継続的な参加が挙げられる。加えて、KBNは売出市場および私募債市場における堅調な起債により積極的な活動を維持している。

年限10年額面1十億ユーロ建ベンチマーク債の起債によるユーロ市場への回帰

2016年4月13日、KBNは年限10年額面1十億ユーロのベンチマーク債を起債することで、見事にユーロ市場へ戻った。これはKBNにとっては、2014年4月の起債に続く、2回目のユーロ建ベンチマーク債であり、2026年4月20日満期、表面利率は0.625%となり、ミッドスワップに対し9bps上乗せ、2026年2月満期利率0.5%のドイツ国債に対し、48.5bps上乗せの価格となった。

価格感応度は限られており、最終入札額は1.4十億ユーロを超え、KBNは当初のガイダンス価格であるミッドスワップに対し9bos上乗せよりも低いプライシングとなった。46%を占めた金融機関を主として、50件以上に配分された。その他、投資顧問が27%、中銀および公的機関が25%、年金・保険が2%であった。地域別内訳は、ドイツとスイスが46%、ベネルクス22%、その他欧州諸国が30%、アジアとアメリカが1%となった。

取引は成功裏に終わり、KBNにとって最長のユーロ建債券は、KBNの資金調達の節目となり、ユーロ建投資家層からの強い関与を示すこととなった。

 

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第1四半期業績の公表

KBNの第1四半期における純利息収益は、昨年同期の399百万クローネと比べて、502百万クローネとなった。この増加は、KBNの貸付ポートフォリオおよび流動性ポートフォリオへの投資におけるの安定的な営業と確固たる利鞘に起因する。

第1四半期における当期利益は、同年同期の39百万クローネと比べて257百万クローネであった。これは、主に2015同期と比べて増加した純利息収益および金融商品にかかる純未実現損失の減少に起因する。

KBNの新規実行融資額は、2015年第1四半期の16.8十億クローネと比べて14.0十億クローネに達した。貸付ポートフォリオを昨年は前年度比3.0%の増加であったが、今年は前年度比1.7%の増加となった。KBNは第1四半期において長期貸付金を優先しており、短期貸付金の金額は減少した。

2016年第1四半期末時点における、普通株式Tier1自己資本比率は14.91%であり、自己資本比率(合計)は、18.58%であった。当初3ヶ月間における税引後株主資本利益率は9.6%を達成した。

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レポート全体はKBNのウェブサイト

公募債市場における活動を維持

満足のいく流動性の状況と適度な2016年度の資金調達プログラムの状況にもかかわらず、KBNは第2四半期を通じて、機関投資家向け公募債市場におけるプレゼンスを維持し続けた。KBNは2021年9月満期の変動利付債を200百万米ドルと、2020年6月満期の変動率起債を800百万米ドル起債した。

米ドル建変動率起債市場での活動に加えて、KBNはカンガルーおよびカウリ市場での存在を維持した。第2四半期を通じて、KBNは2025年7月満期の残存する豪ドル建債の増額発行を2件行い(これにより、残高は1.075十億豪ドルとなった。)、2026年12月満期年限10.5年の債券を新たに発行した。カウリ市場において、KBNは2023年6月満期債を新たに100百万ニュージーランドドル、2021年5月満期の残存債の増額発行を100百万ニュージーランドドル行った。

グリーンボンドの枠組を更新し、新たなグリーン融資商品を販売開始

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KBNは2010年以降グリーン資金調達を行ってきた。当初は売出市場の日本の個人投資家をターゲットにしていたが、2013年には、気候改善への持続的および責任ある投資と案件への世界的な需要の高まりにより、KBNは欧州SSA発行体として初めてグリーンボンドプログラムを開始した。

2015年度末時点において、グリーン貸付ポートフォリオは、約200件の地方自治体向け貸付を通じて1.5十億米ドル(12.4十億クローネ)近くに達した。現在まで、KBNは機構に配慮した投資案件に対して、通常の基本変動金利商品よりも0.1%低い金利を提供してきた。しかしながら、2016年6月から、グリーン貸付要件を満たす案件に対する変動金利Nibor(ノルウェー銀行間金利)連動型商品においても同様の割引を提供することになった。こちらも同様に、通常の変動金利Nibor連動型商品に比べて0.1%割引となる。

KBNは地方自治体向け貸付において最大の貸し手であり、気候スマート投資の価値を上げるための社会的責任の重要な一部を担うと見なされる。この新たな商品が、我々の顧客の環境に配慮した案件への投資決定に対して柔軟性を加え、更なる動機付けになることが期待される。


KBNはグリーンボンド基本方針を元にグリーンボンドの枠組を改定した。加えて、案件の選定、書類、報告書の追加要件を改定した。新たな枠組は、CICEROのセカンドオピニョンによりダークグリーンに認定され、KBNのグリーンボンドの枠組は、二酸化炭素削減と将来の気候変動への対応できる長期的な解決方法を表していることを示唆している。

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更なる情報はグリーンボンドをご覧ください

資金調達の展望

KBNの貸付成長予測により、2016年下半期は4十億米ドルの発行を見込んでおり、それにより今年の資金調達目標である9-10十億米ドルが完了する。

ベンチマーク債については、秋に米ドル建ベンチマーク債(年限5-10年)と年度末に新たにグリーンボンドの発行を見込んでいる。市場環境が許せば、これらの取引は年限3-5年になる予定である。

KBN資金部一同

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