オーベルハッラ市のグリーン事業

Green projects
ノルウェーの中央部に位置するオーベルハッラ市は、建築基準の観点から、エネルギーと気候変動対策における新境地を開くこととなり、ノルウェー地方金融公社(以下、KBN)の「グリーン金利」による融資を受けるノルウェー初の建設プロジェクトを施行した。

北トロンデラグ県にあるオーベルハッラ市は2007年初頭にエネルギーと気候変動計画を発足させ、与信を必要とするいくつかの案件を抱える。その中には、パッシブハウスと呼ばれる省エネルギー建築物を新たに建設する計画がある

全ての地域および地方当局は、201071日までに「エネルギーと気候変動対策案」を政府に提出することが義務付けられており、95%が提出期限を遵守できると予想されている

「保育所建設は一般的に費用がかかる」オーベルハッラ市の人事部長であるアスレ・リーデシェンは述べている。「建設費用は、25百万クローネを見積もっており、KBNから融資を受けている。

KBNは現在、グリーン金利の提供を推進しており我々はそれを享受するノルウェー初の顧客となった。」グリーン金利は、更なる環境改善策の実行への刺激剤となるであろうとも述べている

KBNは、地方当局にとって、金融ならびに融資市場における健全かつ専門的なプレイヤーである。KBNは、エネルギーと気候変動への対策案件に対する金利を低く設定することで環境改善策を明確にすることにより市場に強力なメッセージを送っている

 パッシブハウスとは

パッシブハウスの概念は、ドイツにあるパッシブハウス研究所のウルフガング・ファイスト博士により発案された。パッシブハウスは、通常の家屋よりも少ないエネルギーを必要とする。パッシブハウス基準により建てられた家の総エネルギー所要量は、通常の家の約25%である。パッシブハウスと呼ばれる所以は、断熱を多くし、機密を極めて高くし、熱を再利用することで、できる限り所要エネルギーを軽減する形態により建てられていることにある