ノルウェーで最も環境にやさしいスイミングプール複合施設がオープン!

案件
KBN.アスケル市のネスブルにあるホルメンスイミングプールが今年の夏操業の準備が整った。本複合施設は、KBNのグリーン融資を受けている。

アスケル市の新しいスイミング複合施設であるホルメンスイミングプールは、6月末に一般公開された。当施設は、8レーン付全長25メートルプール、セラピーとエクササイズ用のプール、ジム、社交場、カフェを備えている。屋根の一部は芝生で覆われ、レクリエーションエリアとして利用できる。屋根からは、海沿いにある遊泳および娯楽エリアとなるフィヨルドとホルメン礁の美しい景色が見渡せる。

エネルギー効率化建造物

巨大な新複合施設は、従来のコンクリートよりも排出量が低量の低炭素コンクリートでできている。多くのスマートエネルギーソリューションのおかげで、当施設の炭素排出量は、ノルウェーにおける現在の建築基準で建てられたスイミングプールよりも45%低くなっている。大きな窓により日光をとりいれることで、内部の照明量を削減している。更衣室のシャワーはエコシャワーであり、シャワーの廃水をポンプでくみ上げることで、温水を循環利用している。

太陽光を最大限に利用

地中に蓄えられた熱を再熱する16の地熱ボアホールが、施設の周りに掘削されている。これらのボアホールは、夏の間ソーラーサーマルコレクターからの熱を使って電池のように充電することができる。さらに、プール、施設の一部、駐輪場の屋根には太陽光発電用のソーラーパネルが設置されている。従って、複合施設では、エネルギーが必要であれば自家発電が可能である。

市は、スイミングプール施設に往来する利用者によるエネルギー排出量も削減しようとしており、近くにバスの停留所を数か所作ったり、大型の駐輪場を併設したりしている。

グリーン融資による借入

当複合施設は、KBNのグリーン貸付により全額融資を受けた。グリーン貸付は、気候と環境に配慮する大型案件にのみ適用され、金利が低く設定されている。アスケル市はエノバ、ノルウェー住宅金融公庫とノルウェー文化省、宝くじの一部の収入により合計46百万クローネの支援を受けた。

パイロット案件

ホルメンスイミングプールは、フューチャービルトのパイロット事業として知られる、ノルウェー自治改革省、エノバ、ノルウェー建築家協会、ノルウェー住宅金融公庫、ノルウェー東部のいくつかの大きめの市町村による共同案件である。パイロット事業に認定されるには、建物に使われる建材、エネルギー消費、往来するための交通手段等により排出されるエネルギーが、参照となる建物の50%以上となってはいけない。多くの市町村が関与する意図は、このような事業を経験することで、次に他の市町村が同様なプラスエネルギービルを建設したい場合に、より容易にすることにある。